やまと大蒜オーガニックファームをとりまく環境

私たちの農園は太古の昔、湖だったという説もある奈良盆地にあります。

1年を通して雨が少ない奈良盆地はため池が多く、農園のある大和郡山市は金魚の養殖で有名です。

画像:「金魚のまち・大和郡山」大和郡山市役所ホームページより

関西地区のテレビでは毎年8月に大和郡山市の「金魚すくい大会」がニュースで取り上げられます。

農園の周辺

奈良県のほぼ半分は吉野山地で、奈良盆地は県面積の12パーセントです。

このわずかな盆地に県民の86パーセントが住んでいます。京都に都が移されるまでの長い間、歴代の天皇が皇居を置き、日本の政治と文化の中心となった場所でした。

そんな奈良盆地の西側にある矢田丘陵にある私たちの農園の南隣の町には、聖徳太子が建立した「法隆寺」北西にはあじさい寺で有名な「矢田寺」があります。

日本最古の厄除け霊場松尾寺の麓に

農園を1キロほど登ると松尾山にある「松尾寺」と「松尾神社」があります。

子供のころから「松尾さん」といって親しまれ、毎年4月8日のお釈迦さまの誕生日には、地元の子供たちがお参りして「一休さん修行」といわれる修行をした思い出があります。

飛鳥時代の日本史でもあなじみの舎人親王が「日本書紀」の編纂をした時の年齢が42歳の厄年でした。

「日本書紀編纂事業」と「自身の厄除け」を祈念して建立したのが松尾寺だったと言い伝えられています。

ミネラル豊富な湧き水「松尾水」

農園の東西と南北を流れる水路には「やまとの水」に選ばれた松尾山からの湧き水が流れています。

「霊泉 松尾水」

松尾寺の厄除観音様に毎日お供えされ「千余年の昔から醸造に適した水として知られ不老長生のお香水として病人もこれをいただけば平癒する言い伝えられる甘い水である。

大和 松尾寺ホームページより

とってものどかな環境でニンニクたちはすくすく育っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です