目指すは「有機栽培」ではなく「自然栽培」

「一般栽培」「有機栽培」「自然栽培」の違いとは?

 

野菜の究極の栽培法は、農薬も肥料も一切使用せずにありのままの自然の状態で生育させる「自然栽培」です。

 

基本的に農薬を一切使用しない農業を「有機栽培」、そして収穫された野菜を「有機野菜」と呼ばれることは誰でも知っていることだと思います。

 

有機栽培とは一定の農場で3年間以上、有機肥料を使って栽培することをいいます。農薬はJAS認定のものは使用してもよいのですが、JAS認定以外の農薬は使用できません。

 

一般的に肥料は「化学肥料」と「有機肥料」分類されます。

 

化学肥料は科学的に合成したり、天然物を原料として加工された肥料のことをいいます。有機肥料は動植物由来の肥料のことで、堆肥や動物の排泄物などから作れれています。

 

有機栽培ではふつう有機肥料をしようするのですが、どうして野菜を育てるのに肥料がひつようとなるのでしょうか?

 

田畑で野菜や穀物を育てるには、土壌に含まれている養分(栄養素)を必要とします。野菜の栽培と収穫を繰り返せば繰り返すほど土壌の栄養素が減っていくので、「土地が痩せていく」ことになり、やがて農作物が育たなくなります。

 

農作物の収量を維持または増やすためには、私たちは施肥や追肥をする必要があります。

これが過去から現在における農業の基本的な考え方だといえます。

 

奈良盆地のこの土地で生まれ育った亡父も「その基本的な考え」を周到し、実直においしいお米や野菜を平成30年春に他界するまで作り続けてきました。

 

体の不調を訴え検査入院した結果、ステージ4の大腸がんの告知。

 

「余命半年」と担当医師に告げられましたが、父だけでなく母も息子2人も諦めずに引継ぎも治療を続けましたが、院内でインフルエンザに罹患し、引継ぎもなにもできないままに他界。

 

・・・本当にあっけない別れでした。

 

千葉に住む長男と兵庫県西宮に住む次男の私は農家を継ぐつもりは全く、一人暮らしの母の様子見を兼ねて亡父が遺してくれた田畑の管理のみを実施していました。

 

「どうせ周囲の農家さんに迷惑をかけないために草刈りなどのメンテナンス作業をするなら、なにか育てるか?」

と、思ったのが【やまと大蒜オーガニックファーム】を立ち上げたきっかけです。

 

試行錯誤で「有機栽培」をはじめましたが、最終的なゴールは農薬も化学肥料も一切使用しない「自然栽培」です。

 

肥料を使わなくて農作物が育つわけがない!?

農薬や化学肥料をできる限り使用しないということは農家さんだけでなく一般の消費者さんでも理解できることだと思います。

 

「でも肥料を使わないなんて本当にできるの?」

 

私たち農園の「自然栽培の基本」は、農作物が害虫や病気の被害にあう根本的な原因は「肥料」であると考えます。化学肥料はもちろん有機肥料であっても、人為的につくられた肥料は「大自然の摂理」を壊しています。

 

太古の昔から自然に生息している木々や草花、野菜の多くは、私たち人間から肥料をもらわなくても、すくすくと元気に育っています。

 

病害虫の大量発生による森林や田畑のほとんどは、私たち人間が「良かれと思って」手をかけた人工物なのかもしれません。自然は読んで字のごとく「そのまんま」で調和がとれています。

 

自然界のバランスを保てば野菜もにんにくもすくすくと元気に育ちます。

 

パワーをいっぱいいっぱいに含んだ「にんにく」。

 

大地と自然に感謝して・・・

 

「いただきまーす!」

 

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